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エースオンライン英会話:英語が苦手な大人への入門・初級英会話力養成コース

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ACEスカイプ英会話のレッスン内容

 レッスンでは次の学習項目をスカイプを使ってマンツーマンでご指導します。

  1. 会話に必要な英文法:英会話に必要な基本英文法を受講生のレベルに応じて指導

  2. 英語の質問への答え方:外国人が日本人によく聞く質問への答え方の指導

  3. 英語での質問の仕方:日本人から外国人へよく聞く質問の作り方と尋ね方の指導

  4. 外国人との英会話をスムーズにするコツ:コミュニケーションストラテジーの指導

  5. 外国人との実践英会話練習:習得した英語を使って実際に外国人講師と英会話する

日本人講師とのレッスン内容


1. 英語ネイティブはチャンクを使って英語を話す


次のように分けて英語を声に出して読んでみて下さい。
 I'd like
 to eat Italian
 foods with my
 boyfriend at a
 restaurant in Ginza on
 Saturday eveing

何となく不自然で読みづらく、意味も分かり難かったと思います。

それでは今度は次のように音読したらいかがでしょうか?
 I'd like to eat Italian foods
 (私はイタリアンを食べたい)
 with my boyfriend
       (ボーイフレンドと一緒に)
 at a restaurant in Ginza
   (銀座のレストランで)
 on Saturday evening.
    (土曜日の夕方に)

今度は気持ちよく読めて意味もわかりやすくスッキリしたと思います。
これがあなたの発話を聞いている外国人が期待する英語の話し方です。
あなたはこのように相手に一番わかりやすい言い方で英語を話していますか?
上記のように
「意味でまとめた単語のかたまり」チャンクと呼びます。

chunkとは英語で、
〔チーズ・パン・肉片・木材などの〕「大きいかたまり」のことで、
a chunk of bread 「パンのかたまり」 などと使います。
まだスライスしていない食パンのかたまりというイメージでしょうか。

科学において「チャンク」という概念は20世紀の中頃、心理学者のMiller
によって「人間が一度に処理できる情報の単位」として紹介され
それはおおよそ「7プラスマイナス2」個からなるとされています。

英会話においてネイティブスピーカーは、このチャンク(単語がいくつか集まってできた意味のかたまり)を使って話します。




2. 先ずはメインチャンクを言ってからサブチャンクで詳細情報を伝える

I'd like to eat Italian foods with my boyfriend at a restaurant in Ginza on Saturday evening.
(私は土曜日の夕方、ボーイフレンドと銀座のレストランでイタリアンを食べたい。)

この文で
「メッセージの中心となっている情報の塊」を「メインチャンク」と呼びます。 I'd like to eat Italian foods がメインチャンクで聞き手に一番伝えたいことです。
この
メインチャンクを具体的に説明する詳細情報(いつ、だれと、どこで等)を「サブチャンク」と呼びます。
 with my boyfriend
 at a restaurant in Ginza
 on Saturday evening.

この文を聞き手に最もわかりやすく発話する方法は、それぞれのチャンクを言った後で短い間を入れるということです。(標準的な間は約1秒)
そうすれば、伝えたいメッセージがスムーズに相手に理解され(チャンク毎に意味を把握)、またあなたも息継ぎができ、 その間に次に言うこと(次のチャンク)を考えることができます。
聞き手にもわかりやすく話し手にも一番楽な話し方です。

このように
英語はセンテンス単位ではなくチャンク単位で話せばよいのです。
一気にセンテンスを最後まで言う必要もなく、チャンクを言い終わったら間を取って次のチャンクを考えて言えばよいのです。




3. 英語のメインチャンクは5文型で組み立てる

英語のメインチャンクは次の5つの型のいずれかに必ず当てはまります。(5文型)

第1文型:主語+動詞  「〜は 〜する」
He sits. (私は座る。)

第2文型:主語+動詞+補語 「〜は 〜だ」主語の状態を表す  主語=補語
The shop is open. (その店は開いている。)  the shop = open

第3文型:主語+動詞+目的語 「〜は 〜する 〜を」 動詞の目的を表す
I have a dog. (私は犬を飼っている。) 飼っている 何を? 犬を

第4文型:主語+動詞+目的語(人)+ 目的語(モノ)  「〜は 〜する 〜に 〜を 」
 動詞の目的が2つ「誰に」「何を」 
I'll give you a present. (私はあなたにプレゼントをあげるだろう。)

第5文型:主語+動詞+目的語+補語 「〜は 〜する 〜を 〜の状態に」
 目的の状態を表す 目的語=補語
She made me sad. (彼女は私を悲しませた。) me = sad

※英語では先ず相手に一番伝えたいこと(メインチャンク=上記の5文型)を言ってから必要に応じて補足説明をします。
具体的には、
先ずは主語を言ってから、動詞を続け、その動詞の意味が及ぶ言葉(目的語や補語)を言います。(疑問文や命令文以外)
これでメインチャンクが完成します。




4. サブチャンクを使って具体的な説明を追加

英語ではメインチャンクの後にサブチャンクを追加して必要に応じて補足説明をします。 ※「だれと」「どこで」「いつ」「なぜ」「どれを」「どうやって」などを説明
 5W1H:who, where, when, why, which, how

メインチャンクを言ってから
サブチャンク(補足説明)を追加していくのです。

第1文型:主語+動詞
He sits. (私は座る。)
 どこに? → その椅子の上 → on the chair

He sits on the chair. (私はその椅子に座る。)

第2文型:主語+動詞+補語
The shop is open. (その店は開いている。)
 何時迄? → 夜の9時迄 → until 9 p.m.
The shop is open until 9 p.m. (その店は夜の9時迄開いている。)

第3文型:主語+動詞+目的語
I have a dog.(私は犬を飼っている。)
 どんな犬? → 娘と一緒に買った → which I bought with my daughter
 どこで? → ペットショップで → at a pet shop 
 いつ? → 先日 → the other day

I have a dog which I bought with my daughter at a pet shop the other day.
(私は先日娘とペットショップで買った犬を飼っている。)

第4文型:主語+動詞+目的語(人)+ 目的語(モノ)
I'll give you a present. (私はあなたにプレゼントをあげるだろう。)
 どんな? → 英国製の → made in England 
 いつ? → あなたの誕生日に → on your birthday

 I'll give you a present made in England on your birthday. (私はあなたの誕生日に英国製のプレゼントをあげるだろう。)

第5文型:主語+動詞+目的語+補語
She made me sad. (彼女は私を悲しませた。)
 なぜ? → because 
 彼女は決心した → she had decided 
 何をすることを? → 米国に帰国することを → to go back to America 

 いつ? → もうすぐ → soon
She made me sad because she had decided to go back to America soon.
(彼女はもうすぐ米国に帰国することを決心して私を悲しませた。)

 



5. 英語での主な質問はサブチャンクについて補足説明を求められる

実は英語での主な質問は、このサブチャンクについて5W1Hで補足説明を求められるのです。これらの質問にスムーズに文で答えるには簡単なコツがあります。

英語の質問に答えるコツは、疑問文の文頭(疑問詞/助動詞〜動詞までの単語)をよく聞いて、相手が使った表現をそのまま使って文で答えます。
私達はこれを
ミラー・レスポンスと名付けました 心理学的にも相手の言動を要所要所で上手に真似ると相手が自分に対して好意的になるというミラー効果が期待できます。

ミラー・レスポンス(相手が言った言葉を繰り返すこと)には、次の利点があります。
1)不自然な間を空けずに質問に直ぐに答え始めることができる。
2)相手の使った表現をそのまま使うので、相手にわかりやすい答えとなる。 
3)相手の言葉を繰り返している間に、相手が本当に知りたい答えを考える時間稼ぎができる。

I like to eat out. という発言に対する相手の質問には...
 
※相手の質問をよく聞いて、相手が使った表現をミラーのごとく繰り返しながら自分の答えを考える。
What do you like to eat? →  I like to eat Italian food.
Who do you usually eat Italian food with?  → I usually eat Italian food with my boyfriend.
Where do you want to eat with him?  → I want to eat with him at a restaurant in Ginza.
Do you have any plan? When will you eat out with him? → I will eat out with him this coming holiday.

I study English. という発言に対する相手の質問には...
 ※I study English と言いながら自分の答えを考える
Where do you study English? → I study English at a language school in Shinjuku.
When do you study there? → I study there on Friday evenings after work.
Why do you study English?
 → I study English because I want to work abroad in near future.

その他の質問にも、相手の疑問文の文頭(疑問詞/助動詞〜動詞までの単語)を繰り返せば、スムーズにしかもセンテンスで答えることができます。

Do you like to eat fish?  → Yes, I do. I like to eat fish very much.
Can you ski?  → Yes, I can. I think I can ski well.
Do you have a pet?  → Yes, I do. I have a pet at home.
What do you have as a pet?  → I have a dog as a pet.
What kind of movies do you like to see?
 →  I like to see action movies a lot.



6. 相手の質問にできるだけ具体的に応答する方法を学びます

ミラー・レスポンスを使って次の質問に答えてみましょう。
What do you like to do in your free time?
I like to play sports in my free time.
先ずは、ここまでスムーズに答えられれば上出来です。
しかし、ACEスカイプ英会話では更にこの上を目指します。

I like to play sports in my free time.
(私は余暇にスポーツをすることが好きです。)
これだけの応答では、相手は警官の職務質問のごとく
 What's your favorite sport?
  My favorite sport is table tennis.
 How often do you play it?
  I play it three times a week.
 Who do you play it with?
  I play it with other table tennis club members.
等と一問一答となってしまい、会話を楽しむというよりも質疑応答となってしまいます。 ではどうしたら良いのでしょうか?

相手が聞くであろう質問(相手が知りたい情報)を予め予測して聞かれる前に伝えてしまえばよいのです。
これを実践できるように、ACE英会話では
一つの質問に対して、可能な限り4ステップで応答できるように練習して自然な流れの中で会話を楽しめるようにご指導します。
これを
4ステップ応答方式と呼び、次の4つのステップを踏んで一つの質問に答えます。
ホップ(即答)+ステップ(補足)+ジャンプ(詳細)+リターン(問い返し)

上記の質問:What do you like to do in your free time?
への返答としては、

1)ホップ(即答)
センテンスで答えることを意識しながら、ミラーリスポンスで相手の使った構文を元に、先ずはメインチャンクで主語+動詞+目的語で文を完成、
 I like to play sports in my free time.

2)ステップ(補足)
What's your favorite sport?と相手に聞かれる前に
 My favorite sport is table tennis.

3)ジャンプ(詳細)
さらに詳細情報を追加します。
 I'm a member of a table tennis club at my company.
 I usually play table tennis three times a week with other club  members.
ここまで言えれば、ほぼ完璧です。

4)リターン(問い返し)
しかし自分ばっかり話しているのではなく、相手も話したいでしょうから、自然な会話の流れの中で相手に問い返してあげます。
 How about you? Do you play table tennis?
 How about you? Do you play any sports?
 How about you? What's your favorite sport?
 How about you? What do you like to do in your free time?
相手に問い返せる質問はたくさんありますので、あなたが相手に一番聞きたいことを聞けば良いのです。趣味についての会話は尽きないはずです。

何となく難しそう!と感じている人の為にもう一つ別な例を挙げておきます。

福岡で外国人と話しをしていて、
住居について聞かれた質問:Do you live in Fukuoka?
への4ステップ応答例は次のようになります。

Do you live in Fukuoka?
1)ホップ(即答) No, I don't.
2)ステップ(補足) I live in Osaka now.
3)ジャンプ(詳細)
 I moved to Osaka ten years ago when I started
 working at a company in Umeda.
4)リターン(問い返し)
 How about you? When did you move to Japan?

※I moved to Osaka ten years ago when I started
 working at a company in Umeda.
(10年前に梅田の会社で働き始めたときに大阪に引っ越しました。)
このような多少複雑なセンテンスも、少しずつ解りやすくご指導します。
 ・メインチャンク I moved to Osaka
 ・サブチャンク  ten years ago
        I move to Osaka ten years ago
 ・時を表す接続詞: when
 ・メインチャンク when I started working
 ・サブチャンク  at a company
 ・サブチャンク  in Umeda
        I started working at a company in Umeda.
 ・2つの文をwhenで繋いで
  I moved to Osaka ten years ago when I started
  working at a company in Umeda.
  が完成!

こんな長い英文でも、チャンクを使って順を追って組み立てていけば簡単に完成します。
勿論、受講生の現在の英語レベルに応じて求めるセンテンスの難易度を講師が無理のないように調整します。
また必要に応じて基本英文法の復習もレッスン中に行ないますのでご安心を!



7. 相手の返答に応じて更に詳しく質問する方法を学びます

今度は質問に答えるのではなく、会話の主導権を握って自分の方から積極的に外国人に質問してみます。

先ずは差し障りのないYes-No Questions から質問を始めます。
相手の返答に応じて、5W1Hで補足説明を求めます。
who, where, when, why, how, which
「誰が、どこで、いつ、なぜ、どのように(どれくらい)など」
※この練習では、講師は意図的に短い文で答えて生徒に質問をさせて更に詳しく尋ねさせます。
(例)
スポーツをすることが好き?
Do you play any sports? → Yes, I do.
What  → What sports do you play? → I play tennis.
Where  → Where do you usually play tennis?
How often → How often do you play tennis?
Who ... with → Who do you play tennis with?

音楽を聴くことが好き? → Do you like to listen to music? → Yes, I do.
What → What kind of music do you like to listen to?
 → I like to listen to rock music.
Who → Who is your favorite rock singer? → I like the Beatles.
When → When did you start listening to their songs?
 → I started listening to their songs when I was a high school student.




外国人講師との実践英会話練習


1. 日本人講師と十分に練習した方法で外国人講師の質問に答える

各レッスンでは日本人講師と練習したトピックについて外国人講師と会話練習をします。
上記のようなレッスンを日本人講師がした場合、外国人講師はあなたの嗜好(好きな食べ物・スポーツ・音楽など)について質問してきます。
先ずは外国人の質問に対してミラー・レスポンスで相手が使った表現をそのまま使ってYes, No で答え、メインチャンクで文を言ってからサブチャンクで詳細情報を付け加えて行きます。サブチャンクの詳細情報が少なければ、外国人講師は更にWh- Questionsで詳しく質問してきます。臆することなく質問文の文頭をよく聞いてミラー・レスポンスで答えていけば会話が円滑に進むはずです。




2. 外国人講師に出来るだけ詳しく質問する

今度はあなたから会話を始める番です。同じトピック(嗜好:好きな食べ物・スポーツ・音楽など)についてYes, Noで答えられる簡単な質問から始めます。
外国人講師は意図的に短い文で答えます。あなたが更に知りたい情報をWh- Questions で質問して詳しく尋ねましょう。




3. 慣れてきたら出来るだけ自然な会話になるように練習する

最初は質問する人はずっと質問、答える人はずっと答える練習となりますが、慣れてきたら出来るだけ自然な会話になるように質問者と回答者が入れ替わり、質疑応答のみならず相手の発話に対してコメントしたり意見を述べたりする練習をして行きます。会話を自然にする方法はたくさんありますが、ここでは簡単に会話を弾ませる2つの方法をご紹介します。

相手が言ったことのキーワードを繰り返して会話に参加する:ミラー・レスポンス(相手が言った言葉を繰り返すこと)の応用です。
例えば相手が、
A: I like to eat Italian foods. と言ったら、相手が使ったキーワードを繰り返して聞き返します。
B: Italian foods?
A: Yes, I often go to an Italian restaurant with my boyfriend.
B: Italian restaurant?
A: A really nice restaurant in Ginza.
B: In Ginza?
A: Yeah, it's SABATINI in the Ginza Sony Building.
このように相手が使ったキーワードだけを繰り返しても積極的に会話に参加している姿勢を示せ、更に相手の話に興味を持っていることをアピールできます。

相手から更に詳しい話しを引き出す表現:1〜3語程度の短い単語やフレーズを会話に挟むだけですが相手の話の続きを聞き出すのにパワフルな表現です。

会話例1:
A: My dad called me last night.
B: And?
A: He said he would come to Tokyo to see me this weekend.
B: And?
A: Probably he would suggest me come back to Fukuoka.

会話例2:
A: I just got back from my business trip in China.
B: How was it?
A: I was surprised that Chines staff members spoke excellent Japanese.
B: So?
A: So I didn't need to use any Chinese there.

会話例3:
A: My boss requested me to work abroad this morning.
B: Where?
A: At a branch office in Spain.
B: From when?
A: From April next year!
B: But why you?
A: Because my company will start a new business in Madrid. You know only I can speak Spanish well at the head office in Tokyo. That's why.

上記のような質問はかなりブロークンに見えるかもしれませんが、日本人が好む完璧な質問文よりも会話が弾みます。But why were you selected to work at a branch office in Spain?などと時間をかけて質問するよりも効果的です。
話し相手との親密度や場面状況に応じてフォーマルな英語とカジュアルな表現を使い分ける必要があります。これが出来ないと場違いの表現を使うこととなり、会話がぎこちなくなってしまいます。